2025.09.30
光惠会グループの提案する、新しい歯科衛生士・歯科助手の働き方「D-SWAT(ディースワット)」。
歯科衛生士10年程度、もしくは歯科助手5年以上の経験を持つベテランの方々が働いています。
本日はD-SWATの働き方について、密着取材を行いました!
「D-SWAT」とは、「Dental Special Works And Tactics」の略。
その名のとおり、特殊な役割を担う歯科衛生士・歯科助手の方々が働いています。
通常の歯科衛生士・歯科助手のお仕事だけでなく、教育・採用をはじめとしたお仕事を担当し、ワンランク上の歯科衛生士・歯科助手として働いています。
今日は、そんなD-SWATの1日に密着しました!
D-SWAT 有馬さん
D-SWATを束ねる歯科衛生士。
歯科衛生士歴約25年、臨床歯科麻酔認定歯科衛生士でもある大ベテラン。
現場で働く歯科衛生士・歯科助手の皆さんに、お母さんのように慕われています!
今日は、四ツ橋歯科・矯正歯科クリニックへの出勤です。
10:00からの開院に備え、少し前に出勤です。
最新の予約状況を確認し、どのチェアのアシストに付くか、どのタイミングでレクチャーを行うかなど、計画を整理します。
午前の診療の開始です。
今日のアシストは午前に3件。うち1件は、先生の勧めでスケーリングの診療が追加となりました。
ここで驚きなのは、流石はベテラン歯科衛生士の有馬さん。
先生がスケーリングの説明を行っている裏で、既にスケーリングの道具の準備を始めていました!
そして、スケーリングが確定となり、先生から伝えられた直後、「では、こんな感じで進めていきますね」とスムーズに先生とのスイッチをしていました。
その後、歯科衛生士さんとのレクチャーに移ります。
今日は、スケーリングの姿勢の確認と、スケーラーのシャープニング方法の確認を行いました。
スケーラーのシャープニングは角度が重要。良い研ぎ音が出ない歯科衛生士さんに、手を添えて角度を調整しながら、スイートスポットを一緒に探るように説明していました。
また、医院で使用している道具について、自分の手に馴染んだものを使うようアドバイスも行っていました。
同時に医院の近況も訊き、他の医院の近況を伝えるなど、情報交換も欠かしません。
この日は丁度、勤務していた医院に歯科衛生士さんの面接が1件入っていました。
光惠会の医院の仕組みを説明しつつ、面接の話も弾み、その後は医院の見学を行い、お見送りをしました。
午後の診療に向けてしっかり休みを取ります。
午後診療の開始です。
アシストを進めつつ、他の歯科衛生士さん、歯科助手さんにも気を配ります。
隣のチェアでは、歯科助手のD-SWATさんがアシストしていました。
最後の患者さんを送り出し、片付けをしながら、先生や他のスタッフと話して情報共有タイム。
着替えて打刻をし、退勤です。
明日は医院に出勤しつつ、また他の医院での面接がある日。
明日に備えて、帰ってゆっくり休みます。
その他にも、D-SWATの働き方は様々。
別の日は、事務所に出勤して採用イベントの準備を行ったり、歯科衛生士さん・歯科助手さんの採用面接への立ち合いを行ったり、歯科衛生士さん・歯科助手さんの集団研修を開催したりなど、各医院のスタッフのボトムアップをめざし、フットワーク軽くお仕事をされています。
ほとんど違いますね。アシストのお仕事だけを切り取れば歯科衛生士としての仕事内容は変わらないのですが、それ以外の部分が大きく違います。
例えばDH(歯科衛生士)さんやDA(歯科助手)さんの面接に同席することもあります。これから一緒に現場で働く人、という視点で参加しています。
また、診察の合間にDHさんへのレクチャーを行うのも仕事です。
DHさんたちは、資格取得のために勉強と経験を積んできて、現場で活躍してくれている人たちです。
でも、知らず知らずのうちによくないやり方が癖付いてしまっていたり、あまりやることの無い施術について、やり方を忘れてしまっていたりということがあります。
時にはそれを確認して、正しい方法を再度伝え直す、もしくはもっと上のスキルを目指してもらう、というのが仕事です。
それに集団研修をすることもあります。D-SWATが講師をする場合や、外部講師を招いて行う場合もあります。外部講師を招く場合は、調整を行っています。
やっぱり「来てくれてよかった!」って言ってもらえた時ですね。
ヘルプという意味ではなく、例えば、悩んでいたDHさんがアドバイスで自信を取り戻してくれたり、前にレクチャーした人が次の巡回のときにスキルアップしていたり、研修で新人さんがどんどん成長したりしている様子を見ると、「この仕事をやっててよかったな」と感じます。
勿論あります。(笑)
スケジュールが日によって違う点ですね。
今日は、朝はこの医院で新人研修をして、午後はあっちの医院でDHさんのレクチャー、その後に事務所に戻って採用イベントの準備…みたいな日もありますり、今日一日は事務作業という日もあります。
良い意味では、「今日はどこに行くのかな?」と新鮮な気持ちで仕事に取り組めます。
ただ、移動が多くて体力的にハードな日もありますし、いろんな医院で働く分、それぞれの文化ややり方に配慮しながら進めないといけないので、対応力が求められます。その点が大変だなと感じています。
でもそれが「現場に合わせて動く」D-SWATの醍醐味でもあるんですよね。
応募の前提条件として、DH経験10年程度またはDA経験5年以上という条件があるのですが、その上で、フットワークの軽い人、傾聴ができる人、他のスタッフとの関係を大切にできる方が向いていると思います。
他の人に教えることができる、かつ、職場環境を整える助けができることが、D-SWATの大切な役目だと思っています。
これまで働いてこられた医院での経験を、他の場所で活かすことにやりがいを感じられる人にはぴったりだと思います。
以前は目の前の患者さんだけを見ていましたが、今は「現場全体の流れ」や「人材育成」「組織づくり」まで視野に入れるようになりました。
チーム全体を見る力がついたのは、D-SWATでの経験ならではだと思います。
一人で働いているわけではないと改めて認識しました。
DHやDAだけでなく、医院には歯科医師の先生もいます。異職種間のコミュニケーションが取れている医院は、仕事が上手く回っているなと感じます。
逆に、コミュニケーションが上手くいっていない医院は、連携が上手くいっていないなと感じます。その場合は、その医院の院長先生や歯科医師の先生にお話しして、フォローをお願いし、改善を促しています。
各医院のOJT体制を推進していきたいですね。医院全体で、今居るスタッフ、これから入るスタッフを「育てていく」という意識を持ってもらえるように取り組んでいきたいと思います。
もっと広い視点で歯科を見てみたい。
そんな想いがあれば、きっと楽しく働ける職場です。
今は経験年数が足りないという方でも、これから積み上げる経験が必ず力になりますので、条件を満たしたときにはぜひ声を上げてください!
いろんな医院を回って、人と向き合いながら、毎日が学びの連続です。
私たちと一緒に、現場の力を底上げする仕事をしていきませんか?
あなたの応募をお待ちしています!