歯科開業場所を探すときに大切な4つのポイントとは
開業を思い立ったらまずはどこにクリニックを開業するかという決断を迫られると思います。
そこで今回は歯科を開業するにあたりとても重要な立地条件について解説します。
歯科医院の立地について重要なことは4つあります。
まず1つ目は「人目につくこと」です。
あまりにも単純なことですが、これに勝るものはありません。
人目につくことが絶対条件であり、何が何でも人目につく立地にして下さい。
例えばある人の歯が痛くなり、歯医者に駆け込もうと思っても、まずその人に認知されていなければ検討ベースにも乗りません。
地域の人々から認知されていない歯科医院は存在していないのと同じです。
まずは認知されることが大切です。そのためには人目につくことが最重要になります。
2つ目に大切なことは「1階店舗」であることです。
人間の背丈はせいぜい150センチから190センチくらいです。
一階に無いと人の視界に入らず認知されにくいのです。
それ以外にも、2階以上の店舗は入りにくいという理由があります。
1階にあれば外から見ても待合室や診療室の雰囲気がある程度わかります。
院内の様子がわかるというのは安心感につながります。
また、1階にあれば医院自体が看板の役目を果たしてくれます。
高い広告費を打たなくても宣伝効果を発揮するのです。
夜間は明るくライトアップすれば認知度の向上に繋がります。
3つ目に大切なことは「間口の広さ」です。
間口が広ければ、院内の雰囲気が外からわかりやすくなります。
間口が広いことも看板効果になります。
4つ目は「天井が高いこと」が挙げられます。
天井が高いに越したことはありません。
大体の住居の天井高は250センチくらいです。
歯科テナントの場合床を20センチ程度上げないと配管できませんから、最初から天井高の低い物件を選ぶと圧迫感が出てしまいます
天井が低いと患者さんはもちろんのこと、勤務するスタッフも圧迫感を感じ疲弊してしまうかもしれません。
テナントを選ぶ際に、多くの先生達は平米数ばかりを気にしていますが私たち人間は3次元の空間で生活しており、2次元で平面の上で生活や診療をしてはいません。
同じ20坪のテナントでも、天井高が250センチと330センチのテナントでは、広さの感じ方が全く違ってきます。
天井が高いと解放感があり、少し狭いテナントでも広く明るく見せかけることができます。
面積だけに固執せず、テナントの空間に固執した方が賢明だと思います。
以上4つが開業するにあたって重要な立地条件です
開業を検討されている先生は是非参考にしてみてください。
現在医療法人光惠会では歯科医師を募集しています。
当法人では開業医志望の先生には開業のノウハウを惜しみなくお教えします。
歯科経営のノウハウも歯科医師としての技術も両方手に入れることができる光惠会で勤務してみませんか。
医療法人光惠会の歯科医師募集要項についてはこちら